- シートフレーム取り付けの要件
旋回軸受は荷重を伝達するためにシートフレームに取り付ける必要があります。取り付け用シートフレームには様々な形態があり、その構造は図3に示されています。荷重をよりよく伝達するためには、取り付け用シートフレームは十分な剛性と精度を備え、シートフレーム各部の剛性が均等でなければなりません。シートフレームと旋回軸受はボルトとナットでのみ接続でき、溶接は絶対に禁止されています。具体的な要件については、以下の表3を参照してください。
- 駆動ピニオンの要件
当社のほとんどの旋回軸受には歯車が付いており、圧力を明らかに低減するために歯高が修正されています(歯末係数は+0.5)。また、ピニオンの歯元の干渉を避けるために歯高が低減されています(歯先の一部をカット)。場合によっては、ピニオンの歯数が18未満の場合に幾何学的干渉を避けるため、ピニオンの歯高も修正する必要があります。これはピニオンに合わせる歯車を選択する際に注意すべき点です。使用するピニオンの数は、システムが必要とする駆動力に応じて決定する必要があります。サンプルには、負荷歯が耐えられる最大円周力がすでに記載されています。
- ボルト取り付けの要件
旋回軸受を取り付ける際は、適切なボルトと締付け力を選択する必要があります。ボルトのサイズはGB/T5782-2000およびGB/T5783-2000の要件を満たし、強度はGB/T3098.1-2000で規定された8.8グレードを下回ってはなりません。当社は10.9グレードの高強度ボルトの使用を推奨し、特殊用途では8.8および12.9グレードの高強度ボルトを選択します。旋回軸受を取り付ける際にバネ座金は使用できません。平座金のサイズはGB/T97.1-1985およびGB/T97.2-1985の要件を満たし、焼入れ焼戻し処理を施す必要があります。ボルトのクランプ長は5d以上でなければなりません(dはボルトの呼び径)。シートフレームにボルトを締め付ける際には、所定の予締め力が保証されなければならず、一般的にはボルトの降伏限界の0.7倍とします。
注記:(1) ボルトサイズがGB/T5782-2000またはGB/T5783-2000に適合しない場合、表中の値は別途計算する必要があります。
(2) ボルト頭部とクランプ面間の総摩擦係数は0.14とし、ねじ山には少量の油を塗布してもかまいません。